タウン情報誌Cityかまがや105号

日本の生活における 所感と雑感   ディヌ バズラチャルヤ

 山の国、ブッタが生れた国ネパール出身のディヌです。日本へ留学してもう6年過ぎました。日本語学校から現在の大学院まで自費留学中です。

 日本はとても面白くて楽しいです。特に日本のお祭りやお正月前後の行事、年賀状を送る習慣は大好きです。ネパールにはない海、鉄道は一番の驚きでした。
 一番心配だったのはお金でした。日本の物価はすごく高い。2006年頃、ネパールでは100ルピあれば一日の生活費だったけど、日本では100円の価値は一本のジュースでした。これを知り日本で生活が可能かと考えました。
 また借りた小さい部屋の家賃の値段をみて、日本へ留学した判断に自信を失いそうでした。ネパールの3カ月の給料が日本の小さい部屋の家賃でした。これは私にとってはじめてのショックでした。そして徐々に日本の生活に慣れ、アルバイトもするようになり、初めての給料でお金を手にした時、その家賃や食べ物の価値が高いのは当然だと思いました。
 以前はどんな事でも、先進国だから当たり前だろうと思っていました。しかし実際は勉強になった事など色々あり、いつも日本と途上国であるネパールを比較しながら留学生活を過ごしています。
 なぜ日本人は英語ができないのか、なぜ曖昧な話し方をするのか、国の大きさ、GDP、文化や習慣、生活、考え方、食べ物、食べ方の相違など疑問だらけでした。
 一番困っている事は日本語が完全に出来ない留学生に対しての曖昧な話し方です。留学生がいくらコミュニケーションを取りたくてもむずかしい。相手の話し方次第で相手の気分を判断するのが普通ですが、日本人の気持ちを理解するのはむずかしい。率直に話してくれたら外国人は助かります。

 日本は頑張る気さえあればすべてのハードルを乗り越えられる理想の国だと思い、日本での生活を、楽しく有意義に過ごしています。 (亜細亜大学大学院生)