Cityかまがや107号

連載エッセイ60 気まぐれティータイム感激!」・・・江上真悟(俳優)

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 都内のライヴハウスで出会った広島のシンガーKさん。彼は全国各地でライヴ活動を精力的に行っています。そのKさんが僕をモデルにした歌を作ってくれたのです。タイトルは「立葵の咲く頃」その歌詞を紹介します。

 春が終わって夏に向かう途中

 彼はその頃やってくる 旅烏の演劇人

 一座みんなで舞台のために

 この街に毎年やってくる

 街から街へと渡り鳥

 浴びた拍手は数知れず

 スポットライトの光と影に

 つつまれてステージの上で

 立葵のように凜と立っていた

 

 もうなじみの小料理屋の女将と客も

 春風になびく暖簾を見て あいつの噂する

 芝居が跳ねれば潤いを求めて

 夜の街に繰り出す旅烏

 街から街へと渡り鳥

 浴びた拍手は星の数

 スポットライトの下では見せぬ

 カウンターに咲く酔いの花

 立葵のように淡い花びら微笑んでいた

 

 舞台が終わればまた次の街へ

 旅立ってゆく旅烏

 逢おうと思えばいつでも逢えるさ

 でも年に一度の立葵

 今宵はどんな色になり

 どんな喝采を浴びているのやら

 立葵のように一本道をひとり行く

 

 今年の美輪組「黒蜥蜴」の広島公演の際、彼のライヴで初めて聴きました。照れ臭くもあり、でもそれ以上の感動で胸熱く……。この紙面では曲が流せないのが残念です。「立葵」という花も初めて知りました。鎌ケ谷でKさんのライヴを是非!