Cityかまがや109号 寄稿

将来のための判断とその辛さ  ディヌ バズラチャルヤ  

 時の流れは思っても見ないほど速い。私と主人は修士論文の作成と博士過程への入学試験の為の準備をしているなかで、娘であるジヌちゃんはいつの間にか5ヶ月になりました。体重も増加し、元気いっぱいで大きくなっています。
 1月19日娘のお食い初めパティーを武蔵境のレストランで行い,沢山の友人、外国人が集まり祝ってくれました。日本と違って、ネパールでは女の子では5ヶ月目、男の子は6ヶ月目になってから、お食い初め式をやります。意味合いは日本と同じく、子どもが初めてのお米を口にすることです。1月23日ネパールに連れていき、お食い初めパーティーを行いました。両国で祝ってもらい幸せな子であると思いました
 しかし、それはたった数日の幸せだったのかなと今思っています。主人と私二人とも勉強が忙しいなかで、子育てがうまくできないのではないかという心配で、色々考えた結果、娘をネパールの祖母に預けて来ることを決断しました。これは親である私たちのためだけではなく、娘の将来のためにもいい判断であるかどうか疑問でした。そしてたった5ヶ月の赤ん坊をネパールにおいて一人で日本に帰ってくるのは非常に辛い思いでした。色々自分自身に問いながら、将来のことを考えて決めたこの判断は、可愛そうだったかな、娘の人生にとってよくないのではないかと迷いつつ、辛い思いをしている毎日です。
 幸いに両方の親も若くて元気で沢山の孫を育てた経験があるので安心しています。頑張って勉強してジヌちゃんと早く一緒に暮らせるようになりたいと思います 。                                                                                   (亜細亜大学大学院生)