Cityかまがや109号

 郷土資料館 第14回ミニ展示 牧士・名望家三橋家の記憶 ─三橋記念館閉館記念─  

 平成25年度末をもって、三橋記念館が閉館します。
 同館の名称は、館のある土地を寄贈した故三橋彌氏の名に由来します。三橋家は、中沢字猿根に存在した旧家です。江戸時代には中沢村の名主、小金牧の牧士を代々つとめました。
明治時代以降は、鎌ケ谷村の村長などにも就任し、市域の大地主として知られた名望家でした。そして彌氏は、昭和 初年に貴族院議員に当選・就任しました。

第一部では、三橋家旧蔵文書の中から、同家の事績に関わる歴史資料や写真を展示します。
 さて、昭和初年、鎌ケ谷村は高等小学校の設置場所をめぐって、村内が南北に分かれて対立する「学校問題」に揺れていました。三橋彌氏は、所有していた村内中央の初富字富岡の土地を学校用地として寄贈しました。これにより、問題は収束し、昭和10年、この場所に鎌ケ谷尋常・高等小学校校舎が落成しました。以降、昭和16年から鎌ケ谷国民学校、同22年から鎌ケ谷小学校と名称は変わりましたが、村内唯一の小学校として、多くの卒業生が巣立ちました。  昭和45年、鎌ケ谷小学校は現在地へ移転し、旧地は空き地となっていましたが、同52年にイトーヨーカドー、そして同53年に三橋記念館が建設されました。特に三橋記念館は、待望の集会・教室のための利用施設でした。

第二部では、多くの皆さんの思い出が残る鎌ケ谷小学校と三橋記念館について、写真を中心にたどります。 (郷土資料館:立野)

▲写真は中沢に所在した三橋家の旧宅  (明治時代終わりころ)

会  期 2月15日(土)~4月6日(日)      (月曜日と3月21日は休館) 会  場 資料館2階展示室 開館時間 午前9時~午後5時    入館料は無料です。 期間中ギャラリートーク(学芸員による展示解説)を2月16日(日)、3月6日(木)・19日(水)、4月5日(土)に行います。時間は、各日とも午後1時30分~2時30分です。