Cityかまがや109号

スリランカ紀行

 昨年7月佐津間自治会館落成式で今号のインタビューのサマンさんと初めてお会いした。スリランカ出身だとのこと、お茶で有名なことはわかっていても何処にあるのか、どんな所なのか行ってみたくなり暮から12日間一人旅をした。
 直行便で約9時間、現地時間の夕方8時コロンボに着いた。  ガイドのアリさんから“アーユボーワン”(ようこそスリランカへ)と両手を胸にあわせての歓迎を受けた。長生きをお祈りしますという意味、すべての挨拶に使われている。
 世界中の人が往き来する大きなホテルのロビーににぎやかなクリスマスとお正月のイルミネーションがきらめく。その中でウエルカムドリンクを味わう。  パスポートを提示しチェックイン、案内された部屋は大きなダブルベッドふたつ、ボートのようなバスタブの湯につかりほっと一息。
 国の大きさは北海道の8割ほどで赤道の近く、インドの下にある島、インド洋の真珠ともいわれている。年間を通して摂氏25度位で人口は約2,000万人。  第二次世界大戦後サンフランシスコ平和条約での「憎悪は憎悪によって止むことなく慈愛によって止む。アジアの将来において、独立した日本が必要である」故ジャヤワルダナ大臣(後に大統領になる)の演説は敗戦国だった日本を植民地化から救った。以来両国は友好関係を続けている。
 1972年国名をスリランカ共和国に改称(英連邦内自治領セイロンから完全独立)。
 1983年以降25年以上にわたり、スリランカ北・東部に住む反政府武装勢力が、分離・独立を目指して活動し、政府側との間で内戦状態が続いたが、2009年5月終結。
 2010年1月大統領選挙が行われラージャパクサ大統領が再選された。
 ガイドのアリさんから聞いたが政府のテーマは「アジアで一番すばらしい国」とのこと。  国には文化遺産6か所、自然遺産2か所がある。宗教はほとんどが仏教で70%、その他ヒンドゥー教、イスラム教、ローマン・カトリック。仏像などは日本で見られるものによく似ている。そういった意味で日本人にはとても優しい気持で接してくれる。
 2004年12月インド洋大津波では3万人以上が死亡、100万人が被災し、日本からは緊急医療チームを派遣、復旧支援として80億円を無料資金協力、長期的支援として100億円の借款を供与した。  また逆に2011年の東北地方太平洋沖地震でスリランカがいち早くメディアでとりあげて支援をしてくれた。
 一昨年は日本との外交関係樹立60周年で両国の様々な交流事業が行われた。そして記念切手が発行された。 ~次号につづく~