Cityかまがや113号連載エッセイ 気まぐれティータイム66

書の世界へ     江上真悟(俳優) http://ameblo.jp/egamax/  

 昨年の11月、俳優松橋登さんのコンサートへ行った時のコト――劇場のロビーに入った瞬間!足は止まり……目は奪われ……そこは胸迫る空間でした。「書・墨・アート 渡邉麗展」終演後もしばらく見入っていました。
 「是非この人と会ってみたい!」こんな時の行動は早い僕です(笑) 即日電話し、ご本人と会う機会を得たのです。  初対面の会話から想いは通じ合いました。その後、特別に個人レッスンまでして頂き、今年から渡邉先生の門下に入ることになりました。先生は現代書家として、様々な書の表現を追及し、独自の活動をしています。

 父親の國井誠海氏(一九一七~二〇〇九)は現代書のパイオニアとして、国内外で高い評価を得た方で、全国で唯一の現代書の殿堂「國井誠海記念館」が山形市にあります。現代書は創作性が強く、自己表現に重きをおいています。

 今年の1月、渋谷区民書道展に出展(写真)先生の勧めで初めて鶏毛筆で書きました。思えば……コンサートへ行かなかったら……電話をしなかったら……今回の出会いはなかったでしょう。出会いは行動ですね。

 さて、春の美輪組舞台は「黒蜥蝪」です。 美輪さんの「黒蜥蝪」は今回で最後!平成5年からの「黒蜥蝪」にずっと出演しているのは、美輪さんと僕だけになりました。(4月4日~19日 新国立劇場中劇場 その後全国公演)