Cityかまがや113号

鎌ケ谷の自然を訪ねて112  鎌ケ谷に集い、鎌ケ谷の自然の恵みについて、大いに語る… 写真と文 秋山秀一

 「高校生のフォトコンテスト、応募作品の数が166点も集まりました」  と、言った後、  「11月中はあまり応募がなかったんですけど、12月に入ってからたくさん来て…」  と、商工振興課のHさん。  笑顔でうれしそうに、こう言うのを聞くのは、いいもんである。
 前回のこのコーナーで鎌ケ谷市が主催し、〈Cityかまがや〉も後援している、高校生を対象にした「千葉、観光の魅力」高校生フォトコンテストのことを紹介した。  その効果が少しはあったのかも、と思ってはいるが、千葉県の高校の写真部にはかなり活発に活動しているクラブもあって、指導に熱心な先生方が何人もいる。このコンテストが、そういった高校生や先生方の気持ちをがっちりとつかんだことは間違いない。

 こうなると、来年度が楽しみだ。今後は、被写体として鎌ケ谷にどう目を向けてもらえるか、鎌ケ谷の魅力をどう伝え、発信していくか、それが、課題になると思う。  カメラを持って歩く高校生の姿を、鎌ケ谷市内のあっちこっちで見かける。そんな状況になればいいな~と、思う。もちろん、そうなるためには、いろいろな仕掛けも必要だけどね。  鎌ケ谷の自然、観光の魅力を思い浮かべながら、こういったことを考えるのは、楽しいもんである。
 気分も浮き浮きしてきて、思わず、ニッコリ。  鎌ケ谷に、いろいろな人に来てもらいたい。  鎌ケ谷を、もっともっと、いろいろな人に知ってもらいたい。  そう、思う。そんなこともあって、ほんの思いつきで、何人かに声をかけ、ホームパーティを開いた。

 1月下旬の寒い中、皆さん、新京成や東武に乗って鎌ケ谷までやってきて、駅から会場の我が家まで、10数分も歩いてきてくださった。ありがたいことである。 「鎌ケ谷、初めてです」  という人もいて、そういう人には、駅から歩きながら感じた鎌ケ谷のまち、自然の印象などを、話してもらった。
 「初めての鎌ケ谷では大仏様を拝んでから参りました」(世田谷区在住のSさん)、
 「初富駅から歩いて、もう少しで鎌ケ谷大仏まで歩きそうでした。日本一小さい大仏。でも、さすが大仏です。木下街道の一休み、小さい大仏はデッカイですぞ~」(西東京市在住の元NHKアナウンサー、Aさん)
 「美味しいワインに美味しい食事。まあるい笑顔が集まって、鎌ケ谷で至福のときを過ごさせていただきました」(大宮在住のFさん)
 「鎌ケ谷に久しぶりに来ました。酒はやっぱりいいなあ。今年の幸せをもらえそうです」(山形へしばらく出かける埼玉県行田市在住で、4月から山形大学教授になるFさん)
 「今日はいろいろ話が聞けて、楽しいひととき、重々Thanks!」(江戸川区在住のHさん)
 それに、市内にお住いのMさん、Kさん、Sさんなど…。
 参加者は、何か1品持ち寄り。飲み物は、たっぷり用意した。「会費は?」と聞かれ、「梨(なし)の里で開くのだから、会費は無し」と答えたが、交通費をかけて鎌ケ谷まで来ていただくのだから、それは当然のこと。海外ではごく普通に開かれる、こういった集まりが、本来の「サロン」。  乾杯は、スペインのスパークリングワイン、CAVA。そのあと、キプロスの赤ワイン、スロベニアの赤ワイン。この日の日本酒は雪中梅。焼酎、それに、ウイスキーはスコッチを10数種類に、山崎。
 メインは、Sさん持参の、「梨スパークリングワイン」。鎌ケ谷の豊水100%で造られたこのスパークリングワインは、昨年の暮れにいろいろな人に贈り、大好評だったもの。この日も、鎌ケ谷の大地からとれたこの自然の恵みは、「美味しい」「これ、うまいですね」と、大好評だった。  今回の、鎌ケ谷でのサロンは、実に、楽しかった。主催者が一番楽しんだ。ありがたいことである。「また、やるんでしょう」といわれ、「はい。やりますよ」と答えた。「鎌ケ谷にまた来たいな~」と言われちゃ、やるっきゃないよね。 (旅行作家・大学教授・旅楽舎代表)