Cityかまがや116号

高校生の演劇指導に張り切る 江上真悟さん

 本誌に日常のエッセイを書き綴っている俳優江上真悟さんが9月30日・10月1日の両日船橋啓明高校にて、演劇指導を行った。

 10月1日(木)平日というのになぜか静か。しかも朝から演劇部の練習?不審に思いながら校長室に案内された。なんと今「秋休み」との事。2期制をとっており、夏季休暇を短くし3日間の秋休みを作っているのだそうだ。その休みを利用しての演劇特訓というわけだ。また尾形憲一校長は鎌ケ谷在住、江上さんと同級生ということで、この特訓が実現した。

 「キャッキャッ」「フフフフフ」楽し気な高校生たちの笑い声が体育館に響く。体育館ではまずは体をほぐすということで、身体を動かし、元気爆発、健康的な笑いにあふれていた。  普段はストレッチ、発声など基礎的な事柄に力を入れているが、現在は10月9・10日に開催される「千葉県高等学校演劇部会第五地区秋季発表会」の練習真っ只中。「斎藤さんちと佐藤さんちの恋愛参観日」という恋愛を絡めた兄弟愛をコメディータッチで描く演劇の仕上げ段階に入っている。
 顧問の加藤先生はプロの指導を受けられることに生徒たちも得るものが多いと思いますと歓迎している。  部員は10名ほど。脚本選びもキャストが多いものは除外しなくてはならないので今回も5名。まずは県大会出場を目標にしている。

💛江上さんありがとう!  江上さんからは主に全ての基礎となる体幹トレーニングや発声方法を学びました。私たちがいつも行っているものよりもハードで、最初はついていけない部員もいました。  また、とにかく全身の力を抜くという意識も大切だと教わり、それまで考えていなかったことなのでとても新鮮でした。秋季大会の本番では、以前よりも大幅に声が出るようになり、また、無理な力を使うことなく演じられるようになりました。  演技指導では、私たちが思いつかなかったアイデアをたくさん出してくださって、より面白い内容にすることができました。大会の審査員の方にも褒めていただき、改めてプロの方の発想力に驚きました。江上さんのご指導の後、脚本のとらえ方や面白く観てもらうことについてみんなが深く考えるようになり、部員同士の話し合いも活発になったように思います。  江上さんに教えていただいたことを大切にし、これからの部活動でもっと力を伸ばしていけるよう、みんなで努力していきます(演劇部部長)。