Cityかまがや117号

<寄稿 > ネパール人の地震における知識   ディヌ バズヤチャルヤ

ネパール大震災から1年です。多くの支援と復興の願いのお陰で 、ネパールの人々が徐々にもとの生活に戻っています。冬の今の時期にテントでの厳しい生活を続けている人も少なくはありません。さらに、未だに毎日続いている余震が、住民に精神的な被害を与えています。
 最近ネパールの様々なSNSから、ネパールにまた大きな地震がくるという情報が広がっています。どれほど正しい根拠のある情報かを判明できないネパール人には、地震対策の知識を深く知ることが今の課題です。
 ネパール人は「日本=地震の国」だとも考えがちです。私も日本で過ごした10年間の間に、毎年大学で地震対策や訓練を受けています。それで、私の知識をネパールの子ども達に教えるため、TEH(手)財団を通じて「地震の対策法を学ぼう」というような活動を始めました。
 財団の第一回目の活動にまず、地震に関する知識を得るため子供たちの絵から把握してみました。「地震のときするべきことと地震のため準備しておくべきこと」をテーマにしたこのDrawing competitionの結果は残念ながら地震に関する知識は非常に低いことでした。  
子どもが描いてくれた絵からは、「地震がきたとき屋根に上る」、「外に出ずに窓から叫ぶ」、「必要な荷物を集める」と言う意味の絵が多かった。また、地震のため準備しておくべきことについてもほとんどの子どもの知識は非常に薄いものでした。また地震に関する間違った行動は親から教わっていることを聞き驚きました。大震災で6割以上の被害者は子どもだったのはこれも一つの主な原因だとも考えます。
 ネパールの公立学校の子ども達に地震に関する正しい知識と訓練を教えることをTEH(手)財団の主な活動の一つにし、皆様のご支援とご協力を得て一人でも多くの子どもを救うことができればと心から思っています。  TEH(手)財団の活動にもっと関心がある方、支援をしてくださる方を大歓迎しています。気軽に以下のメールで連絡をお願いします。

今後のTEH(手)財団の主な活動内容
1)図書館づくり(カリカ学校)  2)制服のセーターと靴配り(調整中) DINU Bajracharya(理事) Transparent Edu Hands TEH(手)財団 お茶の水女子大学(博士後期課程) dinu.baj@gmail.com