Cityかまがや119号(2016) インタビュー   和田直樹さん&佐知子さん


「子育ては楽し」



 この7月、5歳の誕生日を迎えた男2人女2人の4つ子ちゃんたち、3歳年上のお兄ちゃんと共に元気にすくすくと育っている。そんな子どもたちの子育てに奮闘している和田さんご夫妻にインタビュー

■ 4つ子誕生 ■

―4つ子と聞いたときは?
(ママ)びっくりしました。まず経済的なことが、ぱあっと頭を駆け巡りました。 (パパ)体の事が心配でした。 (ママ)6週でしたのでまだおなかの中の実感もなかったので。
―実際産むまでも大変でしたでしょう。
(ママ)はい。八千代医療センターに転院し、万全を期しましたが、おなかが大きくなるにつれて、重くて自分が動けなくなるので大変でした。赤ちゃんにとって一日でも長くおなかにいることが大事といわれて、後半は入院してできるだけ動かないようにしていました。帝王切開日を手術一週間前に決定、予定が変更にならないようがんばれと先生に言われました。身長が166㎝あり、体格がいいから耐えられたようです。  手術翌日体重計にのったら12㎏減っていました。どの子もそれほど体重差はなく、1832~1540gのあいだでした。
―すでに鎌ケ谷に住んでいらしたのですか?

(パパ)はい。マンションにしようかとも思ったのですが、一戸建てにしておいてよかったです。
―鎌ケ谷を選んだ理由は。
(ママ)二人とも仕事をしていて、職場に近いし、母が印西に住んでいて新鎌ケ谷駅で下車できるし便利かなと思いまして。
―パパはもともとイクメンでしたか。
(ママ)お兄ちゃんだけの時はあまり・・。でも下の子たちを産む前に入院が多かったので、パパとお兄ちゃんとで家にいて、その時面倒見たのがはじめてくらい。今はしっかりやってくれています。
―パパは船橋市役所勤務、ママは保育士ですね。
(ママ)はい。私の方が当番に当たると早い出勤だったり、遅い帰宅だったりするので、パパに保育園の送り迎えをやってもらったりも多いです。 (パパ)今は父親が送り迎えしている人も多いですよ。
―子育てで何か鎌ケ谷市に要望がありますか。
(パパ)多分国の政策でもあると思うのですが、保育料1人目は一人分。2人目はその二分の一、3人目4人目は無料となっているのでとても助かります。また病院も「子ども医療費助成受給券」で300円で受診できるので助かります。高校大学と先々を考えると心配ですが。 (ママ)肺は最後に出来上がる器官らしく2歳くらいまではよく風邪を引いたり肺炎になったりしました。今は健康になりましたね。 (パパ)そうそう、この冬はインフルエンザに全員がかかってしまいました。予防接種代も5人分は大きいですから。でも、今年の冬はやろうと思います。

■ お手伝いとけんか ■

―生まれて退院してからは大変でしたでしょうね。
(ママ)母も働いているので、帰りに寄ってくれたりしたのですが、盛岡にいる私の母の母に、ミルクあげるだけでいいからと1か月半くらい来てもらいました。みなさんに手伝ってもらいながらも、自分たちのリズムで、自分たちで子育てをしていかなくてはと思っていましたので、12月くらいからは、手伝い無しでやりました。
―今子育てで心掛けていることは。
(パパ)靴下を両足そろえて干したり、靴をそろえたりのお手伝いをするよう躾けています。自分の遊んだおもちゃは自分で片付けるように言っているんですが、なかなかいうことは聞かないですね。けんかもすごいですよ。先日も私が子供の言い分をよく聞かずたたいてしまって、それが間違いだったことがあったんです。子供の話をよく聞かねばと反省しました。 (ママ)子供同士のけんかにできるだけ入らないようにはしているのですが。なかなか自分の子になるとイラッとしてしまうこともありますね。
―どんな子になってほしいですか。
(ママ)人の道にはずれなければ何をやってもいいと思います。ご近所の皆さんや周りの方々に支えられているので、感謝の気持ちを忘れないでほしいです。 (パパ)同感です。やがて独立して、それぞれが家庭を持ち、5人兄弟姉妹仲良く、それぞれの子どもたちを連れて我が家を訪ねてくれたらうれしいですね。

*  *  * 「おはようございます」ときちんと頭を下げ「さようなら」と挨拶し手を振って帰っていった子供たち。元気はつらつ物おじしない。大勢の中で育つその良さを感じた1時間。パパやママから話を聞いている間、カメラや録音器が気になる子、周りの人やお菓子に目を向けたりとなかなか個性豊か。  夏休みには、パパの実家、ママのお母さんの実家へと毎年交互に出かけるそうだ。きっと田舎でも素敵な宝物に周りは大歓迎であろう。  でもパパとママは「高校までは公立でなければ行けないわ」「奨学金を借りなければだめかしら」等々経済面の心配だ。今のうちから「貯金をしなくちゃあ」と言いながらも、明るい二人の笑顔はさらに明るく輝いていた。