Cityかまがや128号(2018年冬号)

「突風やゲリラ豪雨などの気象 について学び災害に備える」 講師 元 気象庁 銚子気象台次長 矢野良明さん

 平成30年度かまがやまなびぃ大学あんしん学部主催講座。このところ尋常でない雨の降り方や地震などの自然災害に、不安を抱いている人が多い。自分たちの力で何か対策はあるのだろうか。

 10月6日(土)鎌ケ谷市消防本部にて開催。会場は満席、市民の関心の高さを感じさせられた。

★たまには空を見よう!  積乱雲(入道雲・雷雲)が出ていたら、要注意!大雨、雷、竜巻、突風などが発生する恐れがある。しかも自分の頭の上に積乱雲が出たら、あっという間である。  南から暖かく湿った空気が入ると、大気が非常に不安定になり、大雨が降る。

1、2008年都賀川、神戸市付近では雷と共に約60ミリの非常に激しい雨が降り急に増水、水の高さが10分間で1.3m高くなり、川の公園で遊んでいた16人が流され、そのうち5人が亡くなった。

2、2015年関東・東北豪雨、 鬼怒川の決壊。急な水位の上昇により、常総市に大きな被害がもたらされた。

 など事例をあげての「流れのある水の恐ろしさ」が語られた。

★雷を避けるため安全な空間へ  木の枝や幹から2~3m離れる。雷が木に落ちたあと人に移ることがあるので、木のすぐ下は避ける。  安全な空間は「鉄筋コンクリート建物、自動車、バス、列車」。木造建築の内部も基本的には安全だが電気器具、天井や壁から1m以上離れる。  近くに高いものがあると雷はそれに落ちるので、グランド、ゴルフ場、屋外プール、堤防、砂浜、海上、山頂や尾根などでは注意。

★災害は避けられないが、被害を少なくすることはできる  自分の地域の災害リスクを普段から知っておく(ハザードマップ)。  気象庁のホームページでは土砂災害警戒判定、大雨警報、洪水警報等が10分毎に更新される。1時間毎の予想も表示され様々な情報を得ることができる。  避難勧告が発令されても非難するかどうかは本人自身。  自分の身は自分で守ろう!