Cityかまがや132号(2019年12月1日)

素敵な「ヴァイパーヴァイオリン奏者」見つけた! 大城敦博さん

 
8月17日ミュージックハウス&カフェ「フェンディ」のライブに出かけた。とっても狭い所。20人位は入れるかしら?アットホームな雰囲気。今日は6弦ヴァイオリンとか?何それって感じで・・・出かけてみた。

 奏者はまるでヴァイオリンを弾くごとく楽器を顎に当て、弦を滑らかに動かす。でも楽器は超モダンな三角形。音もどちらかというと電気的な感じだ。初めて見る楽器に驚いていると演奏者大城敦博さんは嬉しそうに語る。

 「ヴァイパー」という楽器をよりヴァイオリンの表現力に近づけるように、僕が20年ほどかかって「改造」しました。ヴァイパーは音域も広く持ちやすい楽器です。
 ぼくは沖縄生まれで、小さなころからヴァイオリンを習っていました。でも沖縄の音楽をヴァイオリンで弾くと沖縄の音楽ではなくなってしまう。で何とか器楽で沖縄の音楽を弾きたい、ヴァイパーにできることは何かを追求し、工夫してきました、と。

 今ではジャンルにこだわることなくクラシックでも、ジャズ、ハワイアン、ポップス、ロック、と何でも弾ける楽器に作り上げた。また「琉球ヴァイオリン」という沖縄の民俗ヴァイオリン音楽を表すジャンルを作り上げた。  ヴァイパーヴァイオリンを弾きながら足も何やら動かしている。「ループ奏法」というのだそうだ。

 京都の山奥の一軒家に住み、おもいきり楽器が弾ける喜びを味わっている。昨日も京都大文字焼イベントに招待されて、赤い絨毯の上で演奏をしてきたとの事。  鎌ケ谷の小さなカフェでこんな珍しい楽器が聴けるなんてなんと贅沢! ▲大城敦博さん(中央)  ギター・ドラムのおふたりと