タウン情報誌 Cityかまがや89号

郷土資料館企画展  初富 ―明治の下総台地開墾―

会   期 3月20日(金)〜5月5日(火) (月曜日と3月31日(火)は閉室)
会   場 三橋記念館 2階展示室
公開時間 午前9時〜午後5時
入 場 料 無料
期間中ギャラリートーク(学芸員による展示解説) 3月20日(金)、29日(日)、4月14日(火)、24日(金)、29日(水)、5月3日(日)の6回行います。時間は各日とも午後1時30分〜2時30分です。同展の図録も販売します。

 戊辰(ぼしん)戦争の余燼(よじん)も冷めやらぬ明治二年(一八六八)十月、それまで多数の野馬(のま)が駆けめぐっていた小金(こがね)・佐倉(さくら)牧の開墾が始まりました。そして、開墾事業発祥の地が市内の初富でした。開墾地は二和(ふたわ)(船橋市)・三咲(みさき)(同)・豊四季(とよしき)(柏市)・五香(ごこう)(松戸市)・六実(むつみ)(同)・七栄(ななえ)(富里市)・八街(やちまた)(八街市)・九美上(くみあげ)(香取市)・十倉(とくら)(富里市)・十余一(とよいち)(白井市)・十余二(とよふた)(柏市)・十余三(とよみ)(成田市)と、下総台地各地へ広がりました。今年二○○九年は、それから数えてちょうど一四○年にあたります。
 郷土資料館では、『鎌ケ谷市史』編さん事業を進める中で、初富開墾に関する様々な資料を収集してきました。それらを、平成二十年度企画展「初富―明治の下総台地開墾―」として市民の皆さんにご覧に入れます。
 その内容は、 1 初富の夜明け前  2 「初富開墾の父」北島秀朝(きたじまひでとも)  3 官民共同プロジェクトの開墾事業(明治二〜五年)  4 豊かな稔りをめざして(明治五年〜)  5 初富の人々の暮らしと祈り  6 初富御料地(ごりょうち) の六テーマです。  初富の始まりから明治・大正・昭和にかけての歴史を語る様々な史料や現在に伝わる貴重な文化財などが多数展示されます。下総台地の開墾にかけた私たちの祖先の労苦をしのんでみてはいかがでしょうか。  (郷土資料館 立野)