タウン情報誌 Cityかまがや93号

仲間たち   入魂のろくろまわし     陶芸サークル土の会

 窯出しされた作品の中から、淡雪のような白い釉薬のかかった小皿を手のひらに載せて見た。少し厚手で柔らかい感触が心地よい。作者も研究し工夫した甲斐があったと言う。
 窯出しの日は各々の作品を前に合評会をする。「色が出なかった」「まあまあ気に入った」「織部釉の流れがいまひとつ…」「今回は温度が低かった?」などと。  土の会は東部学習センターに陶芸窯が作られた2002年の9月に発足した。毎週水曜日、1時30分から5時30分まで2階の創作室で作陶。月会費2000円(材料費含む)。
 それぞれが作りたいものを自分のペースで作っている。出席率が非常に良い。会員にとって生活の一部になっているようだ。作品は人にあげたり自宅で使ったりしている。
 講師は荒井先生。「ここでは手で回すろくろを使ってます。最初に作るのは湯飲み茶碗。陶芸のすべてを含んでいるのです。イメージとちがって出てきても失敗と思わないで、出来たものを愛して欲しい。思いがけず実に面白い作品もあるんです」と言う。
 が、気に入らない作品は壊してしまうという芸術家肌の会員もいるらしい。  ろくろ台の上に陶土のかたまりを置き、高速で回しながら形作って行く姿は真剣そのもの。まさに無我の境地なのだろう。

▲―新入会歓迎―  問い合わせ   荒井慶夫先生047−443−2983